Dominant key / 属調
起音がTonicとDominantの関係になるkeyを “Dominant key” と呼びます。
例えば、C Major が Tonic keyなら G Major が Dominant key、C minor が Tonic keyなら G minor が Dominant keyです。あくまでもトニックからみたドミナントが起音のkeyのことであって、相互に、ということではありませんのでご注意!
そしてTonic keyが ○ Major ならDominant keyも ○ Major、片方が ○ minor ならもう片方も ○ minor になります。伝え方が紛らわしい…。
とりあえず「Dominantが起音だからDominant keyでしょ。関係が濃いんでしょ。」ということで覚えてもよいのですが、原理的には「スケールの構成音が極めて似ている」ということからの、Related keyなんですね。ちょっと C Major と見比べてみてください。
構成音が C Major と比べると、F が1コ、シャープになってる、って形です。
#系のRelated key
このRlated keyってやつは#とb、変化記号のつかない C Major を中心に考えられていまして、導き方でのべるとM3とP4, M7とOctaveが半音という、絶対的条件があるのでDominant keyの構成音は必然的にTonic keyの構成音の#が1コずつ増えてゆくってことになります。
そして#がつくのは常にSudominant toneです。まあ、文章におこすと紛らわしいこと…。
C Major のDominant keyは G Major で、F(Subdominant tone)がシャープです。今度は G Major のDominant keyは D Major で、FとC(Sudominant tone)がシャープです。D Major のDominant keyは A Major、FとCとG(Subdominant tone)が#…てな具合にね。
#のつく順番:F#, C#, G#, D#, A#, E#