PercussionやDrumなど、打楽器の譜面を表すクレフの種類なのだが、名称を調べるとどーやっても「打楽器を表す音部記号」だとか、「リズム譜を指し示す音部記号」としか出てこない。
唯一たどりついたのがこの「Neutral clef /ニュートラル・クレフ」という名称なのだが、
えっ、ちょっと待って、結局、中間とか、名前がないってこと?と思ったのだが、どうも “pitchless instruments”ということでの「ニュートラル」ということらしい。
結局「TAB譜やねん」の類いのものだ、としか言いようがないのだが、やはりリズム譜、ビート譜はこれで。
音価の「長さ」の概念が曖昧なので確かに紛らわしいが、すくなくとも読みにくい付点や複付点の緩和や、シンコペ、タイ表記の理解がしやすくなるので、しっかり身につけた方がよいのです。