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Sound creator, Sound engineer.

Musical grammer

Scale 1. – Major scale

1オクターブは12個の音で構成されています。このうち基本的には「7個」の音を(あくまでも基本で、5〜8個ってのも後々、登場するのです)ピックアップして組み合わせ音列順に並べると(ダイアトニックというのですが)“Scale(スケール)/音階” というものが出来上がるのですね。
正確に定義しようとすると、回りくどい言いまわしになるね…。

12個のうち7個なので当然インターバルが、狭い/短い 箇所と 広い/長い 箇所がでてくるわけです。
代表的なものがいわゆる “Do・Re・Mi・Fa・Sol・La・Si” です。“Major scale” といいます。
そうです、Perfect音程以外が全てMajor音程で構成されたスケールです。
他にも代表的なものが、おもにminor音程で構成された3つの “minor scale” があります。これが音の数だけあるので
(Major scale × 12個)+(minor scale × 12個)= 24個 ということになるのですね。
しかもminor scaleって3種類あるので + 24個で、合計48個。基本だけで。カオス…。

やーめたっ!と、ならんよーに、実はこのMajor scaleとminor scale、7つの音のインターバルが決まってしまっているので、その組み合わせのインターバルを2種類(プラスminorの変型が2種類ですが)覚えてしまえば、あとは相対的に音列を追っかけてゆけば、48個マスターできるというわけなのですね。
あるでしょ?数え方にも「ニー・シー・ロー・ハー…」とか、あんな感じで。

で、その前に大前提なのですが、

スケールの起点となる音を “Tonic(トニック)/ 主音” といいます。

スケールの名前は、このトニックが冒頭で、スケールの種類を後に綴り命名されています。
例えば、トニックが「C」でそこから構成されるスケールがMajor scaleだと “C Major scale” となるわけです。


C Major scale

C をトニックとして白鍵上を高い方に向かって弾いていき、B までが C Major scale です。
各音符の下のローマ数字はDegreeで、それぞれの音が「トニックから数えて何番目か」を表しています(オクターヴ上のトニックは再び I / 1 になります)。
このDegreeの表記なのですが、例えばminor音程の場合、小文字にしたり、「」をつけたりと、一般的には定まってないんですよね。僕は直感的であることを理由に数字と変化記号を使ってます。これからも使います。テキストのタイプが楽だし。

C Major scaleの全音と半音の組み合わせは次のようになっています。
また、この組み合わせはすべてのメジャースケールに共通しています。

インターバルがP1・M2・M3・P4・P5・M6・M7で、長短グループのディグリーが全てMajorなので長音階/Major scaleなんですね。Cを起点にすると結果、全て白鍵しか使わない、ってことなんです。
大抵はインターバルで「全・全・半・全…」と、呪文のように唱えて音韻で覚えるようですが、そもそも白黒はっきりさせないで、鍵盤の数で覚えても良いかと思います。ギター類ならフレットの数なので多少、とらえやすいんかと。

あと、あるあるで、P1を押さえた時にどうしても「全、」って言っちゃう場合は
1度・全・全・半…」って唱えたほうがいいスよ。

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