t.c.lablog

Sound creator, Sound engineer.

Musical grammer

Key – Cycle of 5th

Tonic keyに対するDominant key, Subdominant keyの関係を円形にまとめたものを
“Cycle of 5th” といいます。
アナログ時計の文字盤のようになっており、C Major keyを中心に左右にP5ずつ進めて(戻して)いくと途中で異名同音を含みながら12のkeyをひとまわりします。
隣り合ったkeyどうしは相互にDominant keyの関係、あるいはSubdominant keyの関係になっています。

音楽学でいうところの算数の「九九早見表」みたいなもんです。作曲を極めようと志すなら暗記するまではずっと使うかと思います。「解説の順番からだと、左右対称が逆じゃねーの?」という矛盾を含むのですが、これには作曲における初学者推奨の絶対的理由がありまして。それについてはまた別記事でも載せようかと思います。
矛盾の含まない、右隣/時計回りがDominant keyになる「Circle of 5th/五度圏」ってやつのが一般的/マジョリティーで、上記 “Cycle of 5th” は左右、反対になっています。呼称だけ借りると「Circle of 4th/4度圏」ということになるんでしょうか…。まぁ、暗記すりゃどっちだって一緒なんですけどね。

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