転回インターバル
これが意外に便利な考え方というか公式というか、「転回インターバル」というやつ。
P5以上のディグリーは、起音をオクターブ転回させて、そこから数える(つまり逆から数えていく)ということ。
例えば…
C3からA3はM6になるが、このC3をオクターブ転回させC4からA3を数えるとm3になる。
転回前ディグリーと転回後ディグリーは足すと必ず「9」になるので、インターバルを数えるときはどちらか狭いほうで数え、引き算すればいいわけだ。
で、Majorは転回すればminorになり、diminishは転回すればaugmentになる。Perfectは変わらずPerfect。
つまり5th以上は起音からいちいち数えなくてもいいのです。実際に7th chord覚えたての頃はこの公式にずいぶん助けられた覚えがあります。
「はよ言うてよ〜」て声が聞こえてきそうだが、エントリーとして「M3rdとP4th」「M7thとオクターブ」が半音/ Semitoneということを徹底的に叩き込むということが大事なんですね。最初は。
オクターブより広いインターバル
オクターブより広いインターバルは転回させて、ディグリーに「7」を足します。意味ある?
そのうちね。テンションとかね。